トレーナーのAIです。
雨ばっかりでジメジメした日々が続いていますね。
はやく夏らしくカラッとした晴天になってほしいです。
本日は、運動前の食事について!
よくお客様からも「運動前ってご飯食べた方が良いのですか?」と質問を頂きますが
どうしたら良いでしょう!?
答えは『食べても良いけれど、食べるものを選びましょう!』です。
食事をとらずに、あまりにも空腹でトレーニングをしてしまうと
低血糖になりフラフラしてしまったり、お腹がすいて集中力も低下してしまいますので
しっかりとトレーニングが出来ず、効率も悪くなってしまいますね。
ですので、ある程度は食べてからの方が良いと思います。
ですが、トレーングする直前に
がっつり!どっかり!ボリュームのある定食なんかを食べてしまうと
トレーニング中に気持ち悪くなってしまい、効率も下がります。
なぜなら、トレーニング中は
使った筋肉に酸素を送る為に、血液が筋肉に集中してしまい
胃などの内臓へは後回しにされちゃうんです。
安静時は、筋肉よりもやや内臓の方が血流量は多いのですが
かなりハードにトレーニングした場合ですと
ほぼ筋肉へ血液が送り込まれ、内臓にはほんの1%くらいしか送られないのです!
血液の役目は、筋肉や臓器などに栄養素を送ることです。
内臓も、栄養素がないと働けません。
ですので、栄養不足となり、消化活動がしっかりと行えなくなっちゃうのです。
また、運動時は
自律神経のバランスも変わります。
自律神経とは
「交感神経」「副交感神経」
という2種類の神経のことを言います。
運動時に優位となる神経は「交感神経」です。
全身を活性化したり、緊張させる働きをし
その反応として、心拍数は増加、血圧は上昇します。
「副交感神経」は交感神経と反対の働きをし
心拍数を低下させ、血圧を下げます。そして消化・吸収を促進させます。
ですので、食べたものをきちんと消化させたい場合は
「副交感神経」が優位になっている時の方がよいのですが
運動をしてしまうと
「交感神経」が優位になってしまうため
消化不良を起こし、気持ち悪くなってしまうのです。
ですので、運動前は
空腹をさけつつ、消化に良い食事をし
1、2時間ほど前には済ませておいた方が良いと思います。
1番消化に時間がかかるものは脂質ですので
運動前はあまり油っぽいものは避けてくださいね。
固形よりも液体の方が消化しやすいので
運動前にあまり時間が無い時は
ゼリーや飲み物などで栄養補給をするのも良いと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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