汗をかけば痩せる??
更新日:2020年6月9日
トレーナーのAIです。
段々と気温が上がり、汗をかきやすくなってきましたね。
よく、サウナスーツを着て走ったり、ホットヨガなどして
汗をたくさん流しながら運動をすると
なんだか脂肪がガンガン燃えたような気分になりますよね。
そして、汗をかいた後は体重も減っていることもあるので
「痩せた―!!」って喜んでしまいますよね。
では、本当に涼しい環境で動く時よりも、脂肪はガンガン燃えているのでしょうか。
…実はちょっと違うんです!
脂肪が燃える事と汗が出るっていうのは、イコールじゃないのです。
まず
汗の役目の1つは、身体から熱を奪って体温が上がりすぎることを防ぐことです。
汗が皮膚の表面で蒸発する時に身体の熱を奪うので、体温が下がるという仕組みです。
もちろん、筋肉を動かせば熱生産量が上がるので、体温が上昇し汗もでますが
ただじっと暑い場所にいたり、厚着をしてダラダラと汗を流している時は
運動しているわけではないので、エネルギーはそれほど消費してません。
ですので、それで体重が落ちていることが、脂肪量が減っているというわけではないのです。
体重が落ちている場合は、汗として失われた水分量が減っているという事なのです。
そして、気温が高く、湿気の多い場所で運動をしていると、汗は出るのに蒸発しないので
結果、体温が下がりにくくなって熱中症などの危険性も!!
しかも、そういった環境ですと運動時のパフォーマンスも下がりますので
快適な環境で行うときと比べて、しっかりと負荷もかけられず
結果、効率が悪くなる場合もあります。
もし、運動前と運動後で体重が減っている場合は
体内の水分量が減ってしまっていることになりますので
なるべくこまめに水分補給をして、体重が減らないように気をつけましょう。
以前にもお伝えしましたが
体脂肪を1㎏燃焼するには、7200㎉のエネルギーが必要です。
1回の運動でそれを消費するには相当なボリュームになります。
そんなに簡単に脂肪は減らないという事を忘れないようにしながら
ダイエットに取り組んでくださいね。

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